パンドラの箱があるところ
開けてはいけない箱。パンドラの箱。この箱を開けたのは、人間だろう。
パンドラの箱は、鬱蒼と茂った森の中の奥にある。そこには神殿があった。
その大きな神殿の門は固く閉ざされている。
そして、とある訪問者がその扉を開けてしまった。
遥か昔のその過ちが、現在に尾を引いて残っている。
神話であるが、ではそもそもこの箱を作って深い森の中に紛れさせて隠れさせたのは誰か。
人間には、好奇心というものがありその訪問者は結果的に災いを世界にもたらせてしまった。
但し、ここはもっと状況を深く観察したい。
【状況観察】
パンドラの箱:白い大きな箱
所在地:とある鬱蒼とした太古の森の中の誰も辿りつけない大きな白い神殿
開けてしまった人間:アダムとイブ
きっかけ:好奇心
中に入っていたもの:人間の歴史
人間には、ある呪われた感情がある。それは好奇心だろう。この世界には、個性があるが、好奇心から違いを気にするように
なると思う。
アダムとイブも蛇のリリスにそそのかされて、知恵の実を食べてしまい楽園追放される。
模されている。また、体が亀で頭が蛇の鵺は第二次世界大戦の日本軍の中国における卑劣さを著わした風刺画にも描かれている。
蛇と言うとあまり好かれている生物ではないが、それはあの細長い姿と威嚇する時に鎌首を挙げてあの爬虫類特有の目を持っていて口を開けると恐そう等の理由からだろう。
蛇は原始からあまり進化の過程で姿を変えていないと言われている。
蛇は怖いが、その蛇に似ているのにどこかツチノコはチャーミングなのだ。
但し、ツチノコに毒があると言われたらまたその捉えられ方は、蛇よりも嫌われるだろう。
人間には元来そんな理不尽なところがあると思う。
また、蛇にとってもツチノコにとっても地球の人類とは違う生き物であり、毒があるかないかはそれは生きるための手段だ。そして、そこに実際の所人間が嚙まれて毒によって被害を被るかということならば分かるが、それ以外の判断を下すのは蛇とツチノコにとって大きな疑問であろう。
但し、人間の世界には不当な暴力を止める人間や組織がある。自然界にはそのような役割を持つ生き物はいない。
そのような差異から、人は好奇心を持ち、判断を下し、ほかの生物とも意思疎通ができずに永遠に歴史を作りながら、そして生きていく。
人の好奇心は本当に恐ろしい。人の持つ「毒」である好奇心という感情を麻痺させて時には死に至らせるものは、人間ならば誰だって持っているからだ。
【状況観察】
差異→
蛇:毒のあるもの多種
ツチノコ:架空の生き物
人:人も毒を持つところ
共通点→
同じ生物であり、同じ地球を住処とするところ
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